入院の準備をする前に|上司や職場への連絡で注意するべき6つのこと

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入院しなくてはいけないとなったとき、職場の人たちにそのことを伝えるときにいくつか注意すべき点があります。

仕事の都合など、いろいろと気を使ってしまって、いいにくいこともあるかもしれません。

しかし、入院中そして退院後にお互いにストレスを感じないためには、最初に必要なことをしっかり伝えておくことが大切です。

ここでは職場の人入院のことを伝えるときに、気をつけておくべき点を説明します。


① 情報の窓口となる1人を決めることが大事

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まずあなたの中で、あなたの入院に関する情報を伝える窓口となる人を、可能であれば1人決めておくことが大切です。

仲の良い同僚などとは別に、入院中の連絡の窓口役となってもらう人を決めます。 多くの場合、仕事のマネージメントなども関わってくるため、直接の上司が望ましいといえます。

また、直接の上司と呼べるような人がいない場合、自分より上の人間で信頼でき、相談相手となってくれそうだという人を、1人決めておきましょう。

たとえチームを組んで仕事をしているケースであっても、その中で目上の1人に、連絡の窓口となってもらうようにし、そのことを他のメンバーに説明しておきましょう。

なぜならば、複数の人間と入院についての連絡のやりとりをすることは、非常にストレスになるからです。 退院はいつになるのか、いつから復職できるのか、復職後はどうなるのか、などの質問に個別に答えるのは大変です。

1人の上司を通して、あなたの入院に関しての情報をコントロールしてもらう体制を整えることが、手間やストレスを避ける上で大切になってきます。

② そして入院についてきちんと説明することが大事

ですので、まず、入院しなくてはいけないとなったとき、なるべく早くに1人の上司に伝えておくのが望ましいでしょう。

仕事の調節もあるので、直前になって言うのでは余計に迷惑をかけてしまいます。 中には病気であることをできれば隠したい、という人もいるかもしれませんが、よほど特別な理由がない限り、上司には入院しなくてはいけない理由を伝えておくべきです。

なぜならば、入院を必要とするような病気と戦うということは、退院後は病気と戦うだけでなく、様々な社会的なストレスとも戦うことを意味します。

治療を成功させる上で、自分が病気と戦うにあたり、フォローしてくれる周りの体制を整えられるかどうか、が後々になって重要になってきます。


③ 相手を信頼している気持ちを伝えることが大事

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仕事が忙しい中迷惑をかけて申し訳ないという気持ちもあって、入院のことを言いにくいという人もいるかもしれません。 確かに入院される方の中には、有給扱いで会社に入院のことを伝えていないという方が実際いらっしゃいます。

しかし、理由を伝えずに入院して、後になってそれがわかったとき、職場の人たちにとっては、自分たちが信頼されていないというふうに見えてしまいます。

病気と戦うのは入院中だけに限りません。退院後も定期的な外来通院や検査などが続きます。 そういったときに周りの理解をあらかじめ得ておかないと、それが精神的な負担になってきます。

ですので、はじめに上司の理解を得ておくというのは、良い治療を受ける上での大切な一歩となります。

④ どこまで周りに伝えるか相談しておくことが大事

1人の上司に入院することを説明した上で、次に、自分の病気についてどこまで職場内で伝えてもらいたいかを確認しておくことが大事です。

体調不良で入院するとだけ伝えて、具体的な病名まではみんなに言わないでほしいというケースもあるかもしれません。

病気が重病であればあるほど、できれば全てを周りの人に伝えた方が、後々の余計なストレスは避けられますし、協力も得やすくなります。

しかし、病気の種類によっては、できればあまり広めて欲しくないものもあります。 この点について、最初の時点で自分の意向をはっきりと、相談した上司に伝えておかなくてはいけません。

面会について前もって確認しておくことが大事

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入院した場合よくあるのが、あまり親しくないような職場の人間が、体裁を気にしてお見舞いに来るケースです。

病室というのは入院中は生活空間となるため、プライベートな空間です。 お見舞いに来た向こうも気を使いますが、あなたもそれ以上に気を使うことになります。

治療に集中したいという場合は、最初に上司を通して、お互いに気を使わないように病院へのお見舞いは必要ないことを、周りに伝えてもらっておくとよいでしょう。

入院中に直接会いたい親しい人とは、個別に連絡を取るようにし、お見舞いに来てもらっても、そのことを広めないで欲しいということをあらかじめ伝えておくことが大事です。

⑥ 入院中に上司に連絡するときは自分ですることが大事

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治療の予定が変わったり、検査の予定が変わったりして、急遽今後の自分の予定について上司に連絡しなくてはいけないことがあるかもしれません。

そのような場合、ベッドから動けないようなほど重症であれば家族に頼むほかありません。 しかし、病棟のロビーなどに出歩けて自分で連絡できるのであれば、極力自分で上司に連絡することが大事です。

入院中は、治療や検査などが負担になるため、なんでも付き添いの家族などにまかせがちになります。 しかし、家族を通して連絡してもらうと、なんで直接言ってこないんだ!と相手に悪い印象を与えかねません。

病気で入院しているので仕方がないのは当然ですが、仕事に穴をあけて申し訳ないという姿勢を伝えておくことは、後々の人間関係上、非常に大切です。

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まとめ

入院して病気と戦うことになった場合、気にしなくてはいけないのは、入院中のことだけではありません。

退院後も病気と戦っていく体制が必要になることを見据えて、人間関係で余計なことを悩まないようにしておくことが大切です。

これらは長い目で考えると、必ず治療の質というものに関わってくるので、軽視することはできません。