原因不明の急な下痢!何科にかかるのが正しいの?

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急にひどい下痢にになって、食欲もなくなって、困ったというケースありますよね。

あまりにひどければ病院に行かなくてはいけませんが、では何科にかかればいいのでしょうか。


まずは内科・外科のクリニックへ

下痢というのは、腸管から正常に水分を吸収できなくなってしまう状態です。腸管の病気の専門は正確に言えば消化器内科や胃腸科を標榜している病院になります。

しかし急に起こる下痢のほとんどが感染性の腸炎によるものであり、専門的治療は要さずに回復することも事実です。

したがってまずその下痢が専門的な治療を必要するかどうかを判断するため、「~内科」と書いてあるクリニック、または一般外科消化器外科クリニックで充分対応してもらえます。

専門的な病院でなく、これらの一般的な内科や外科のクリニックであっても、口から水分をとれないほど重症であれば点滴による治療が可能です。

また、下痢の症状があまりにひどければ下痢止めの薬を処方することももちろん可能です。

また、ノロウイルスが原因かどうか調べるための迅速検査は、費用がほとんどの方で自費になってしまう上に、診断しても治療は変わらないので、検査してもらう際には注意が必要です。 詳しくは下の記事もご参照ください。

インフルエンザとノロウイルスの迅速検査は意味あるの?

上司に言われて来ましたという方、結構いらっしゃいます。 その多くが、「インフルエンザかどうか診てもらうようにいわれたので」とか、「ノロウイルスかどうか診てもらうようにいわれたので」というケースです。おそらく、職場内でインフルエンザやノロウイルスが出たため、同じような症状がでている方を病院へいかせて確認しなくてはいけないのかなと思います。

診察の結果、下痢の症状があまりにひどく、またこれまでも繰り返し起きている場合や、血便まで起きているようなケースでは精密検査が必要となる可能性があります。

炎症性腸疾患(クローン病潰瘍性大腸炎など)のような特殊な病気が疑われる場合は、初期の処置をした後に消化器内科の専門の医師がいる病院に紹介ということになります。

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水分をしっかりとって

まずほとんどのケースである一般的なウイルスや菌による感染性腸炎であれば、脱水にならないようによく水分をとって下痢止め整腸剤を使いながら回復を待つという経過になります。

よく、下痢で出てしまうので水分とってませんといって脱水でフラフラになって来る方がいます。下痢では水分がどんどん体の外へでてしまうので、その分たくさん水分をとらなくてはなりません。

点滴が必要となるケースは、水を飲んでも吐いてしまうようなケースや、あまりに脱水が進んでしまっているケースです。

口から水分が取れる場合は、スポーツドリンクのような体液組成に近いものがよいです。とにかく水分は多めにとるようにして過ごすのがよいでしょう。

ちなみに、だらだらとつづく下痢や、急な下痢といえどもたびたび断続的に起こるような慢性の下痢となると、消化器内科への受診がよいでしょう。詳しくは下の記事でも説明しておりますので参考にしていただければと思います。

長引く下痢は何科にかかればよいか|慢性下痢の原因について

だらだらと長引く下痢に困ってしまうという場合、どうするべきなのでしょうか。一応ですが慢性下痢の定義というものがあり、慢性の下痢というものは4週間以上つづく下痢のことをいいます。しかし3週間だから慢性ではないとかそんな厳密なものではないので、

また、病院へ行く時間がない!という方は、薬局でも下痢止めなどの購入は可能ですので、こちらもご参照ください。

病院の下痢止めと薬局で買える下痢止め|止瀉薬の種類と効果

急な下痢で病院へという経験をお持ちの方も多いかと思います。 もちろん、血便が出たり、水を飲んでも吐いてしまうようなひどい状態であれば、誰もが迷わず病院に行くはずです。しかし、そこまでひどくないという場合に病院に行くべきかどうか迷う方もいるかもしれません。 急な下痢で病院にかかる場合に、どこにいけばよいか、どうすればいいかに関しては、

下痢があまりに頻回で食事や水分も摂れないという場合や、下痢だけでなくお腹の痛みもひどいという場合には、早めに一度クリニックで診てもらうことをおすすめします。


まとめ

急な下痢はまず水分をよくとって、薬や点滴が必要であれば内科・外科のクリニックで相談ということになります。

血便が出ているような場合は別として、いきなり専門の病院を探す必要性はなく、まずは一般的な近くのクリニックで、今後専門の病院にまでかかる必要があるかどうか診てもらいましょう。