インターネット上で読んだ医療情報が正しいといえる根拠ってなに?

インターネットで調べた医療情報は正確?

このブログ管理者である私は、keisuke_nakanoという名前でブログ記事を書いており、また、Twitterアカウントを作っています。

これは当然ながらハンドルネームであり、厚生労働省の医師等資格確認検索を行っても同名の人は出てきません。

いってしまえば、匿名で内科医を名乗り、ブログTwitterアカウント運営しているということになります。

これによる利点と欠点は当然ありますが、受け手側からすると情報の信憑性に関わってくると思われます。

それでは医療情報が正しいかどうかを判断する際に何を見ればよいのか、このブログを利用する方々にもご理解いただきたいと思い、ここでいったん記事にしたいと思います。


医療情報を記載するブログを匿名で運営するということ

私は内科医をしておりますが、私が医師免許を取得した医師であることを証明する情報は、このブログ上にはありません。

しかし、仮に医師免許の写真を撮ってアップしたとしても、それが本人のものと証明することにはなりません。

情報に信憑性を持たせたいのであれば、本名と顔写真をブログ上に出せば多少は信憑性も上がるかもしれません。

しかし、私が匿名のままブログを運営しているのは、二つの理由があります。 実名を明かしてブログの運営をすると、本業である日々の診療に支障をきたす可能性が考えられることがまず一つです。

さらに、特定の学会や製薬会社を批判するような記事を書くことに制限をかけたくないという考えが二つ目の理由です。 この二つの理由により、当ブログの運営は匿名で行っています。

実名を明かすことと記載した情報が正確かどうかは同じではない

インターネット上には、医師が実名を明かしたうえで医療情報を記載している記事も多数あります。

訪問した側からすると、それによって情報の信憑性に関して安心感があることは間違いないと思います。 そして記載した側からしても、その情報に対する責任を自分の名前で負うことになるわけで、匿名での記事とは質が変わってきます。

本来であれば、実名で情報を記載することが、責任の所在をはっきりする上でも好ましいということは確かです。

当ブログは、その利点を前述の二つの理由から放棄しているということは、あらかじめご理解いただきたいと思います。

それによって信憑性が低いといわれる可能性は理解しております。 その上で、インターネットで医療情報を検索してきた人に当ブログによって有益な情報を伝えられると考え、当ブログを運営しています。

逆に、たとえ実名が出ていたとしても、それは記事に対する個人の責任の所在を社会的に明らかにする一方で、必ずしも情報が正確であることを保証するものではないと考えています。


情報の正確性を訪問した人に判断してもらうためには

当ブログの内容では、私自身が医師の視点から、病院にかかろうとする人にとって有用であろうと思った情報を記載しています。

患者さん自身で、それ以上の医学的な判断をするように勧めるような内容は記載していません。

医療に関する情報を検索してこのブログにたどり着いた方には、情報に信憑性があるのかどうかを自身で判断してほしいと考えています。

そのための一つの方法として、私は記事を書く際には、なるべく参考にした文献を記事の最後に記載するようにしています。

参考文献の記載がない記事は、私の医師としての個人的経験にもとづく情報や、私の個人的な意見を反映した記事です。

情報の根拠となる文献を示すことで、ご自身で情報の信憑性を判断する際に参考にしてもらえればと考えています。

医療情報収集でインターネットを有効に活用しましょう

まとめ

当ブログに限らず、インターネット上で医療を調べる際には、それがどれくらい信憑性をもっているのかを常に考えていただきたいと思っています。

情報を記載した人間が実名なのかどうか、実名だとすればそれはどのようなバックグラウンドをもった人間なのかを確認する必要があると考えます。

また、参考にした文献が記載されているのかどうか、それは社会一般的に信用されている文献なのかどうかなども判断材料として大切な点だと思っています。

患者さんの不安をあおって、高額な民間療法に誘導しようとするサイトが問題になっていますが、このような視点をもってインターネット上の情報の信憑性を判断していただければと思います。