薬局でのジェネリック医薬品への変更方法、ご存知でしたか?

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よく、患者さんに「ジェネリック医薬品に変えてもらいたいのですが」といわれることがあります。

ジェネリック医薬品とは後発医薬品のことで、先発医薬品と効果が同じとして製造販売が承認され、開発費用が安く先発医薬品に比べて値段が安いのです。

私はなにか特殊な理由でもない限り、だめです、ということはありません。というか実は医師が処方箋を出した時点でジェネリック医薬品を許可していることになっています。


ジェネリック医薬品にするためには薬局で申し出る

どういうことかというと、実は現在のシステムでは、薬局で自分で言うだけで、自分の処方をジェネリックに変えることができるのです。

ただし、処方箋に医師が「ジェネリック医薬品への変更不可」の欄にサインをしている場合に限り、変えることはできません。

もし、あなたが病院で処方箋をもらったら、処方箋の下記の部分を確認してみてください。

処方箋

①の部分が空欄であれば、薬局で申し出るだけで、自分の薬をジェネリック医薬品に変更することができます。

もし、①の部分にチェックがしてあって、②の部分に医師のサインがあれば、自分で勝手に変えることはできません。どうしても変えたいのであれば、医師と相談してみましょう。

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国が政策としてジェネリック医薬品を推進している

厚生労働省の政策一覧(平成26年2月現在)を見てみましょう。

政府は患者負担の軽減、医療保険財政の改善のために薬価の安いジェネリック医薬品の普及を積極的に推進していく旨が記載されており、「平成30年3月末までに、ジェネリック医薬品の数量シェアを60%以上にする」という目標を掲げています。

今後もジェネリック医薬品のシェアは拡大していくと考えられます。


ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ?

しかし、厳密にまったく同じかというと、そうではないケースもあるので注意が必要です。

特許がきれたのが薬の成分そのものに対してだけである場合、剤形や添加物などの特許が残っていてジェネリック医薬品として使用できないケースがあります。

そのために、それが効果に影響しないのか?という点について考慮する必要があります。

一応同等の効果を持つということで承認されていますので大きな差はないかと思われますが、不安な方は処方した医師に確認してみるとよいでしょう。