病院にかかるときの携帯電話の暇つぶし以外の有効な活用法

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以前は病院内はすべて携帯電話は使用禁止という病院が多かったですが、最近は携帯電話使用可能エリアを設定している病院も多いです。

その結果、待ち時間にそういった場所でスマートフォンをいじっている方をよく目にします。

最近のスマートフォンは非常に高機能で、カメラの解像度はデジタルカメラに劣らないほどです。そして気軽に写真を撮れるのがなによりも一番いいところです。

実はこの機能が病院に行くときにとっても役に立つのです。


下痢や嘔吐物の写真を撮っておく

例えば、気分が悪くて吐いてしまったときに血が混じっていた!というときに嘔吐物をそのまま写真にとって医師に見せるという方法は非常に有用です。

血が混じっていたと伝えるより、写真を見せれば一発で状況が医師に伝わりますし、大体どれくらいの出血量なのか、鮮血なのか黒色なのか、言葉では伝えにくい詳細な情報も写真なら簡単に伝わります。

子供の下痢の色がおかしいときなども、小児科にかかるときに写真に撮ってもっていくと状況が伝わりやすいでしょう。 嘔吐物や下痢をそのまま持っていくよりも簡便ですし、感染の危険もありません。

怪我をした状況を写真に撮っておく

ほかにも、例えば子供が「イスから落ちて机に頭をぶつけた」という状況であれば、そのイスと机を含めた怪我をした状況をスマホ写真に撮っておけば、怪我をした状況が伝わりやすくなります。

どれくらいの高さから落ちたのか言葉で説明するより詳細に医師に伝えられるでしょう。


一時的な状態を写真に撮っておく

よくあるケースですが、家で皮疹が出たけれど、病院に来たら消えてしまったという場合があります。

この場合も、あらかじめ皮疹の写真を撮っておけば、診断や治療に役立つ可能性があります。

また、皮疹が消えていなくても、写真の時点より良くなっているか悪くなっているかを判断することができます。

検査画像をスマホで撮らせてもらう

たまに「このレントゲン画像、携帯で写真をとってもいいですか?」という患者さんがいらっしゃいます。

病院によっては断られるかもしれませんが、私は個人的には患者さんがレントゲン画像をスマートフォン写真をとるのはまったく構いません。

実際これまで私の外来で何人かそういうことをされていた患者さんがいらっしゃいます。

医師によってはレントゲン画像を自分のスマートフォンで写真を撮って上級医に相談したりしている人もいます。ある程度はスマートフォンの写真でも診断に利用できるわけです。

さすがにスマートフォンの写真では実際の紹介状がわりにはなりませんが、写真を家に帰ってからご家族に見せたりすることができるという利点があります。

ご家族で病気や検査結果の情報の共有するのはとても大切です。そういった観点から、私は検査結果をスマートフォンで写真を撮っていただくことは断りません。

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まとめ

携帯電話のカメラ機能をうまく使うことで、言葉での説明に加えて画像での説明ができるようになります。

写真を通してあなたの病状を医師に伝えたり、検査結果を家族に伝えたりすることができ、病院を受診するときに非常に便利です。

ぜひ、機会があればためしてみてください。