入院のための準備と心構え|初めての入院が不安なあなたへ

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もしこれから入院しなくてはいけないとしたら、または今後入院するかもしれないとしたら、多くの人が必要以上に不安になる考え方をしてしまいます。

入院するときは、入院を上手に受け止める考え方が大切です。 治療がうまくいくのか、検査の結果はどうなのか、不安で落ち着かないときであっても落ち込む必要はまったくありません。

入院に関していろいろと心配するのではなく、入院によって何が得られるか、前向きに考えることが大事です。


入院はあなたに考える時間をくれる

普段、仕事で忙しかったり、家事で忙しかったり、休みの日でさえも充分な自分の時間をとるのは多くの方が難しいと思います。

入院すると、基本的に病室にずっといるという時間がほとんどです。検査や手術があったとしても、それは入院している時間の多くを占めるわけではありません。

ですので病室で残った時間にできることを考えておきましょう。仕事のことを考えてもよいですし、家庭のことを考えてもよいでしょう。普段の人間関係のことでもよいですし、趣味のことでもよいでしょう。

この「考えるだけ」という時間はいそがしい普段の生活では得られない貴重な機会なのです。普段の時間に追われた思考とはまた違った答えが得られるかもしれません。

いつもは気づかないような細かく深いところまで、あなたの思考をつれていってくれます。そしてその機会は入院でもしない限り得られない時間なのです。

入院はあなたに普段できないことをさせてくれる

入院をきっかけに普段読まないような本を読んだり、じっくりとパソコンに向かったりといった時間の使い方をしてもよいでしょう。

趣味の本を読んでも良いですし、買っても忙しくて読まずに積んであるだけの本を読んでもよいでしょう。また、普段の仕事を持ち込んで、落ち着いた時間でじっくりと仕上げることで、いつもはできないようなことができるかもしれません。

入院中にできること、それはもしかしたら入院しないとできないことかもしれないのです。入院の機会にあなたが入院中にしかできないことを探してみることをお勧めします。


入院はあなたに仲間をくれる

大抵の病院では、同じ病気を持つ人は同じ病棟に入院します。入院にするとあなたのまわりにいる方は、皆あなたと同じ悩みを抱えています。

実際に入院中に同じ病室の方が仲良くなって、その後も病気について相談しあったりということもめずらしくありません。

そのような同じ病気をもつ仲間は外来通院だけでは知り合えません。入院したからこそ知り合える人もいるのです。

入院はあなたに大切な人を教えてくれる

入院すると、きっと様々な人があなたのことを心配してくれると思います。それはあなたの家族であったり、職場の人間であったり、親しい友人であったりします。

お見舞いにきてくれたり、大丈夫かと連絡をくれたり、あなたのことを大切にしてくれる人がいるはずです。

入院は結婚式にも似ています。あなたが今後の人生で大切に考えなくてはならない人を教えてくれます。

配偶者や家族であったり、友人であったり、入院しないと気づけなかったような、あなたにとって本当に大切に付き合っていかなくてはいけない人が見つかるかもしれません。

まとめ

入院するからといって悲観する必要は全くありません。入院はあなたの身体のメンテナンスであり、一生のうちだれもが経験するものです。

そして捉え方によっては入院は心のメンテナンスにもなり得るのです。

入院することによってしか得られない貴重なものがあると前向きにとらえることこそが、よい治療のために一番大切です。