病院にお見舞いにいくあなたへ|お見舞いマナーと注意することマニュアル

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ご家族や友人が入院した場合、当然お見舞いに行くわけですが、いくつか注意しなくてはいけない点があります。

普段あまり経験のない方はお見舞いといっても何に気をつければいいのかわからないことも多いのではないでしょうか。

ここではお見舞いについて注意するべきを挙げていきます。


病院面会時間を確認しておく

お見舞いは当然ながら時間のあるときでなければ行けないわけですが、仕事が終わったあとなどになると面会時間が終わってしまっているかもしれません。

面会時間のあとに看護師が血圧を測って回るなどの必要な処置があるかもしれませんし、また、周りのほかの患者さんに迷惑がかかる可能性があります。

個室の病室では、前もって病棟の看護師さんなどに相談しておけば、場合によっては面会時間の多少の融通はきくと思われます。

しかし、大部屋ですとほかの同室の患者さんがいるので、面会時間をしっかりと守らなくてはいけません。

大人数でのお見舞いや長時間のお見舞い避けるべき

これも他の患者さんの迷惑になるので、避けていただければと思います。病室は入院患者さんの生活空間ですので、少人数で短時間が基本です。

人数が多めだったり、少し時間が長くなりそうな時は病室ではなく病棟のロビーを使うといった気遣いが大切です。

しかし、たとえ病棟のロビーであっても大人数、長時間のお見舞いは周りの方に迷惑がかかりますので注意しましょう。


お見舞いを持っていくのは避けるべき

昔はお見舞いといえば花を贈るのが非常に一般的でした。今でもお見舞いに花を持っていらっしゃる方はいらっしゃいますが、実はお見舞いの花を持ち込めない病院が増えてきています。

自体や花瓶の水、鉢植えの土などは細菌が繁殖しやすいため、感染防御の観点からこういったものを病室に持ち込んではいけないということで、禁止となっているわけです。

本当に感染症のリスクがあるのかどうかについては議論がありますが、実際のところ現在では多くの病院持ち込みは禁止になっていますのでご注意ください。

お見舞い食べ物を持っていくのは注意

お見舞いに食べ物を持っていくのも前もって確認が必要です。食事制限の治療を行っている場合には、カロリーや塩分を制限しているので患者さんに食べ物を持っていっても食べることができません。

ですので、そのようなケースでは食べ物を持っていくと逆に迷惑になってしまいます。 昔の自分の経験ですが、糖尿病で治療中の患者さんで食事を厳しく制限しているにも関わらず、お見舞いに来た方が果物を持っていらして患者さんもそれを食べてしまい、しかも大部屋の同室の他の患者さんにも配っていたことがありました。

ご本人としては悪気はないのだと思いますが、このときは医学的には非常に困ったことになってしまい大変でした。ですので、食べ物持ち込みが可能かどうかはあらかじめしっかり確認していただければと思います。

小さい子供お見舞い連れて行くのは控える

小さい子供を連れてお見舞いに行くことは避けましょう。まず、周りの患者さんに迷惑がかかります。

入院というのはその病室で生活をしている状態ですから、子供が騒いだりするのは思った以上に他の方にとって迷惑になります。

また、何より一番の問題は、子供が風邪のウイルスや細菌を持ち込む可能性が高いからです。大人と異なり、自分の体調がどうかを周りに伝えることができないため、周りが気づかないうちに風邪をひいているというケースが多いことに注意しましょう。

子供にうつらないようにと心配する方がいらっしゃいますが、大事なのは逆の方です。子供から周りの患者さんに病気がうつらないように注意が必要なのです。

また、予防接種も終わっていない場合、その予防接種の対象となるウイルスを持ち込む危険性もあります。 周りの他の人というのは入院しているわけで、風邪などをきっかけに病状が悪化する危険性があります。

健康な子供が風邪をひく分には大きな問題が起きることは少ないですが、病院で入院中の方が風邪をひいた場合、大げさではなく命に関わるようなケースもあるのです。

患者さん自身のお子さんやお孫さんで、どうしても顔を見せたいという場合には、前もって病棟の看護師さんなどとよく相談してからということになります。

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まとめ

お見舞いで注意するべきは、治療の妨げになるようなこと、周りの患者さんの迷惑になるようなことをあらかじめ確認しておき、避けることです。

これらのマナーを守ってお見舞いに行くようにしましょう。