薬局のアレグラFXと病院のアレグラは何が違うのか

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花粉症の季節になると、多くの方が症状を抑える薬をもらいに病院へいらっしゃいます。 医師の方も話だけ聞いて、じゃあお薬出しときますねーという軽い感じで薬を処方しますが、最近では薬局でもほぼ同じ効力のある薬が買えるので、いちいち病院に来ていただくこともないんではないかと思っています。

具体例の一つとして、アレグラが挙げられます。嵐の大野くんの「アレ~グラァ~!」というCMで有名ですが、アレグラFXという名前で、病院で処方するアレグラと全く同じ成分、同じ含有量の薬が薬局で買えてしまいます。

では、病院でもらうのと、薬局で買うのとどちらがよいのでしょうか。


長期の処方は病院の方が安くはなるが手間はかかる

アレグラFXは28錠(1回1錠朝夕内服なので、1日2錠、つまり2週間分)で1980円のお値段です。

ちょっといま価格ドットコムを見てみましたが1600円台で買えるところもあるようなので、もうちょっと安く手に入るのかもしれません。

病院でアレグラをもらう場合は、初診料がかかるかどうかなどによって異なりますが、3割負担の保険の適用で大体2週間分前後の処方で薬局と同じくらいの費用になるようです。

病院だとアレグラはジェネリックも出ていますし、2週間以上の処方となると、薬局よりも病院の方が安くなるのは間違いなさそうです。

しかし、その差はそんなに大きな額にはならないので、病院の待ち時間などの手間を考慮すると、仕事が忙しいビジネスマンの方などは薬局の方がむしろよいのではと思います。

子供に対してアレグラをもらう場合は病院で

医療用アレグラ(60mg錠)は12歳以上で服用可となっていますが、薬局にあるアレグラFXは15歳以上という記載になっています。

一応アレグラFXの方は対象をきびしめに設定しています。 ちなみに医療用も薬局のものも1錠にフェキソキナジン塩酸塩 60mgを配合していますが、医療用にはさらに12歳未満に対しては30 mg錠が存在します。

つまり、市販のものは大人相手のみにとどめていただき、子供のアレルギー症状に用いる場合はきちんと病院に行ってくださいという形になっているわけですね。


アレグラの次のディレグラって何?

アレグラFXが市販薬として薬局で手に入るようになったことにより、発売元のサノフィはあらたにアレグラの次の薬としてディレグラという薬を発売しています。

これは病院でしか手に入りませんが、正直なところをいってしまうと、アレグラと比べてそこまで利点があるわけではないと思っています。

ディレグラは、アレグラの成分に加えて塩酸プソイドエフェドリンという鼻づまりを改善する成分が追加されている合剤です。

塩酸プソイドエフェドリンは一般的な感冒薬にも含まれていますので、目新しいものというわけではありません。

追加の鼻づまりの改善効果は、市販の風邪薬を飲んだ程度の改善という印象でいいのではないかと思っています。

ただ、ディレグラだと1日薬価がアレグラにくらべて100円程度高くなるのと、私も飲んだことがありますが、錠剤が非常に大きいためお年寄りの方などにはしんどいのではないかという印象です。

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まとめ

花粉症に対して抗アレルギー薬を飲みたいという方は、手間は気にせず少しでも安くということであれば病院でということになりますが、病院の待ち時間などの手間をさけるのであれば、薬局のアレグラFXで十分といえるでしょう。