生活習慣病の治療|治療をつづける上で大切なこと

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生活習慣病という言葉が広まってきています。生活習慣病がなぜ問題かというと、最終的に脳梗塞心筋梗塞という命に関わる病気につながるからです。

それを防ぐために血圧を下げる薬やコレステロールを下げる薬というものが存在します。また、糖尿病であれば血糖値を下げる薬というものが存在します。 これらの薬を医師に勧められたことがある人も多いかと思います。

これらの薬に共通する問題点ですが、飲んでいても効果を実感することが難しいという点があります。では、つづけるためにはどうすればいいのか考えてみたいと思います。


客観的な数値を自分でも追いかける

薬を始めてもやめてしまうという人が実際多いです。風邪薬のように症状を抑えて楽にしてくれるという薬とは異なり、飲んでも「ああ、効いている!」と感じることはできません。

この「効果を実感できない」というのが問題で、飲んでいることで明らかに症状が楽になるようなものであれば、皆さん簡単にやめないはずです。

しかし、効果を実感するためには、一歩踏み込む必要があります。 効果を実感するための一つが採血の検査結果表です。

コレステロールの薬を飲んでいる人は善玉コレステロールや悪玉コレステロールの数値が上がったか下がったかだけでも見ておくだけで治療に対する興味が変わってくるはずです。

糖尿病の人であれば血糖値とHbA1cの値が前回と比べてどう変わったかを自分でフォローしていく必要があります。

また、高血圧の人であれば血圧手帳という血圧を記入する手帳が病院でもらえるはずですので、これを毎日つけていって血圧が上がっている傾向にあるか、下がっている傾向にあるかを自分で見るだけで、治療に対する理解はぐっと深まるはずです。

これらのような客観的な数値の記録を自分でも追っかけてみることが、治療をつづけるモチベーションをつくる上でとても重要になります。

薬に限らず生活習慣の改善も数値に反映される

これらの採血の値や血圧の値は、当然のことながら、薬を飲んでいない人にとっても重要です。

毎日運動をつづけたり、食生活に気をつけたりという努力をしていただければ、これらの値は改善します。

これまで健康診断でべつに何もいわれずに健康にあまり興味がなかった人ほど、ある程度年齢が上がって始めて数値が引っかかってもなかなか治療に同意してもらえません。

脳梗塞心筋梗塞は前兆なく突然やってくるので、なにも症状がなくても日頃から血圧やコレステロールの採血の値に注意しておくことが大切です。


つづけるモチベーションとなるものをみつける

生活習慣病においては、症状がないから大丈夫というわけではないのが問題なのです。

ですので、日頃の運動や食生活での努力がちゃんと結果につながっているかどうかを、採血の結果でご自分でも確認することが必要です。それが努力をつづけるモチベーションとなります。

採血の結果の用紙は、最近のものは患者さんが見てもわかるように説明や正常値が記載されていることが多いです。実際数値が上がるか下がるかという点を見るのに、医学的知識はほとんど必要うありません。

数値のことがわからなければ医師に確認すれば必ず教えてくれます。採血結果を自分で確認することの重要性については

採血結果はもらうべき?|見てもどうせわからないで済ませない!

採血結果の表というものが存在しますが、「ください」という人と、「どうせもらってもわからないからいりません」という人に分かれます。個人的には、絶対もらっていったほうがよいと思いますので、私はいらないという人にも無理やり持って帰っていただいています。 それにはきちんとした理由があるからです。

でも説明しておりますので参考にしていただければと思います。

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まとめ

生活習慣病の治療に関して、それが薬であれご自分の努力であれ、血圧や採血の数値にご自分で興味を持つことが治療をつづけるコツになります。

検査結果でわからないことがあれば、迷わず医師に確認していただければと思います。