乱立する病院検索サイトをどうやって選ぶ?どうやって使う?

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インターネット検索サイトで病院検索と入れると、おびただしい数の病院検索サイトがでてきます。

個人的には、一部のサイトでは医師の出身大学だとか、口コミの感想別だとか特殊な検索ができるところもあり、目的や使い方によっては非常に便利そうだなぁと感じています。

しかし、それはあくまで個人的に面白いの範囲内であり、その壁を越えるのは難しいのではとも思ったのも事実です。

それでは病院を探すときに、実際に病院検索サイトを使うことの有用性はどこまであるのでしょうか。


なぜ病院検索サイトが成り立っているか

そもそも、病院検索サイトは、病院側が無料で広告を出せるという利点があり、それもあってサイト側は非常に大きな病院情報のデータを集めることができ、データベースを作り上げています。

病院検索サイトにとって、顧客となるのは、検索する患者さんと広告を出す病院の両方であり、両者にとって良いものでないと大きなデータを作って存続していけないという現状があります。

つまり当然の結果として、例えば「悪い病院」を「悪い病院」として情報を伝えることは、そのサイトの性質上成り立たないわけです。

実際には「悪い」という点を前面に押し出すサイトもないとは思いますが、要は「いい病院」と「悪い病院」というように区別化するような情報は、サイトの運営会社にとって顧客である病院側にもいい顔をしなくてはいけない以上、発信できないということです。

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口コミ情報があるではないか!

つまり、明確に「いい病院はここです!」というような有益な情報を出すようなサイトは、それに選ばれない危険性がある病院側は応募しにくくなり、結果として病院のデータ数が少なくなってしまう可能性があります。

また、これを一見カバーしているように見える口コミ投稿というものがあります。 しかし、よく見てみると、口コミ投稿は一旦内容を確認され、業者側が選別した上で掲載されるところがほとんどです。

どういう基準で選別しているのかは明らかではありませんが、データ収集の妨げになったり、顧客である病院に不利益になったりするような情報はやはり掲載できないのではと思います。

また、インターネット上での口コミ情報というものは、昨今のステマ(ステルスマーケティング、口コミに広告主が有利になるように意図的に書き込むこと)というものもあります。

全く信用するなというつもりはありませんが、そのような情報を含んでしまう危険性もはらんでいるということを知っておく必要があります。


じゃあ病院検索サイト役に立たないの?

誤解を防ぐためにはっきりいっておきますが、私は病院検索サイトは非常に有用だと思っています。 病院検索サイトを使えば、すぐに病院の場所や地図、病院名、診療科などの情報にアクセスでき、これは非常に有用で、積極的に使っていくべきと思います。

引っ越したばかりで周りのこともよくわからないというときには、特に威力を発揮します。 しかし、そのような病院の情報以外の、病院の評価などについては、そのまま信用してしまう前に、少し注意が必要なのではと考えているわけです。

口コミなどを含めた病院の評判を伝える情報は、そのまま信用するのではなく、多数のサイトや他の媒体、可能であれば顔の知っている人間からの評判などを比較して総合的に判断しないと正しいかどうかわかりません。

インターネット上の評判は、飲食店の検索サイトなどでも日常的に目にします。飲食店であれば、店選び失敗したなーで済むかもしれませんが、病院はあなたの体の健康に関わる問題なので、そのような失敗は避けたいところです。

まとめ

病院検索サイトは、地域内の近くの病院を探すときに非常に便利です。

しかし、それに付随したインターネット上病院の評判の情報は、あくまで参考程度にとどめて受け入れるという使い方がよいのではないでしょうか。